こんにちは。宮川です。
ご訪問いただきありがとうございます。
ブログ読者さんからの質問を紹介したいと思います。
今、パニック障害、自律神経失調、うつ?(ちょっと不確かです)で心療内科で薬物治療中ですが、もう薬は飲みたくありません。
飲めば急性期には役立ちましたが、薬で治るものではないなと痛感しました。
あまり私が坑うつ薬などが効かなくて、治すというより症状緩和?くらいだなぁとか、なにより副作用が出やすくて、元気になる為に飲んでいるのに、ますます悪くなったり;
漢方も一年は続けていたのですが、今お休み中で今年に入った頃から薬を使わない治療が無いか色々探してたんです。
先生のお知り合いなのか分からないんですが、先生の考え方や無料のテキストに載っていた事や、首からくる鬱、自律神経症状などが、精神面もあるけど全く気にしてなかった首が関係するのか?!
と思い、その先生(大阪の先生です)の自律神経プログラムをやってたんです。
って前置き長くてすいません;;
最初その先生の首からトカ、(その方も整体などの先生です。)広まっていないのか知ってる方も居なくて、でもその先生もうつの経験がある方だったので、先生同様、精神科医より信じれるなって勇気が出ました。
先生のブログを見て不眠もあるのでとっても参考になりました。*確かに足冷えまくりです。笑
で、ここから本題(長すぎてスイマセン;)
なんですが、先生はお薬についてどう思いますか?
先生の無料テキストをやっていこうと思っているのですが、お薬は飲んだ方がいいのか、
先生ご自身もお体を悪くされていたとの事ですが、あのプログラムをされて回復なさったんですか??
もしそうなら期間はどのくらい掛かりましたか??
体の症状を先に★との事だったんですが、精神療法や認知行動療法などされましたか??
自分が対人関係や環境で自律神経失調になって、不安神経症っぽく、対人恐怖心が強いもので、気になりました。
今ちょっと切羽詰まっていまして沢山質問してしまって、スイマセン;;
乱文失礼いたしました。*
(masarunさん)
ブログ読者さんのmasarunさんから
「パニック障害、自律神経失調、うつ?で心療内科で薬物治療中ですが、もう薬は飲みたくありません」
というご相談&質問を頂きました。
パニック障害、自律神経失調、うつで治療中の時は、一日中具合も悪く、
このまま治るのか?という先の不安に襲われます。
私からのアドバイスが
同じような事で悩んでいる方にも役立てばと思いお伝えします。
パニック障害、自律神経失調症、うつ病、病院での投薬治療で治るのか?
以下、宮川からの返信です。
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masarunさん
こんにちは、宮川です。
ご相談いただきありがとうございます。
パニック障害、自律神経失調症、うつで悩まれておられるんですね。
いろいろお伝えいただいてありがとうございます。
今の状況から抜け出したいという強い思いを感じます。
お伝えすることが改善へのきっかけになれば幸いです。
ご質問の内容にお答えさせていただきます。
> なんですが、先生はお薬についてどう思いますか?
> 先生の無料テキストをやっていこうと思っているのですが、お薬は飲んだ方がいいのか、
私は薬については飲まない方が良いと思っています。
実際に、私は副作用でかなり辛い思いをしたので。
あまりにつらい状態の時は、役に立つ場合がありますが、根本的には
改善しません。
しかし、現在薬を飲み続けているのでしたら、断薬による離脱症状が考えられますので
主治医の先生とよく相談して下さい。
お薬に関しては、根本改善は出来ないと考えます。
しかし、今の状況による薬の服用の続ける続けないは、医師の判断が必要になります。
経験上、薬以外のアプローチで改善していけば、医師も薬を減らしてくれるはずです。
>先生ご自身もお体を悪くされていたとの事ですが、
>あのプログラムをされて回復なさったんですか??
> もしそうなら期間はどのくらい掛かりましたか??
私の場合は、自律神経失調症はあのプログラムで改善しました。
だいたい1ヶ月半ぐらいです。
呼吸の苦しさや、吐き気、背中の痛み、めまいなどが改善されました。
うつ病の方は、環境の変化が大きかったと思います。
我慢してやりたくない仕事を4年間も続けていましたので。
人間関係、恋愛、自分に自信がなくなる。
我慢することで感情を抑圧し過ぎた事で、その感情が自責の念となって自分を責めて辛い思いをしました。
>体の症状を先に★との事だったんですが、精神療法や認知行動療法などされましたか??
精神療法や認知行動療法なども効果があると思います。
私は、医師によるカウンセリング、ヒプノセラピー、退行催眠などを受けました。
その時の自分には残念ながら効果はあまりありませんでした。
常に他人に対して疑心暗鬼で心を閉ざしていたので、
その時は、自分自身にまだ受ける準備が出来ていなかったのでしょう。
体の症状を先にとお伝えしているのは、体へのアプローチによって症状の改善や
精神的な問題への取り組みへの余裕が生まれるからです。
体の状態が悪すぎると、思考がうまく働きません。
感情や体の感覚を感じることさえ難し状況です。
まずは、自分の心の問題と向き合う為の準備をする必要があるのです。
震災の時もそうですが、人間が極度のストレスにさらされている時は、
カウンセリングなどの精神的なアプローチは意味をなしません。
精神的なアプローチを行うのもその人の状態により、段階を踏むべきだと思います。
なので、体から先と考えています。
>自分が対人関係や環境で自律神経失調になって、不安神経症っぽく、
>対人恐怖心が強いもので、気になりました。
対人関係が現在の症状の問題と考えられているのでしたら、
無料レポートだけでは根本改善は難しいかもしれません。
軽いPTSDやトラウマ等でしたら改善も可能かもしれません。。
この辺りは程度の問題も関係します。
今まで元気だったのにもかかわらず、何かのきっかけで、
身体の症状がいきなり発症した場合には、有効です。
以前からそういった傾向があったり、現在の状態が長く続いているようでしたら、
心理的なアプローチが必要です。
対人関係で、どの様な解釈(思いこみ・信念)を持っているのか。
そしてどのような感情で苦しんでいるか。
この辺りを変える必要があります。
ここまで来ると、レポートという形では、なかなか難しいです。
クライアントさんの状況を見ながら、直接対面での心理療法が必要です。
それでも
体からのアプローチはとても重要です。
それで改善する方も多くいらっしゃいます。
しかし、
根本改善するために、心理的なアプローチを要する場合もあります。
これは、その方の状況にもよります。
レポートという形では、安全に取り組めるものを提供する必要があると考え
体までの内容で終わっております。
それだけ心を扱うのは責任がともなうからです。
まずはレポートの内容を行っていただき、体の症状が軽くなってきた時に
次の段階を考えて行きましょう。
その都度不明な点などはお聞きいただければと思います。
とても大変な状況かもしれませんが、「良くなりたい」というお気持ちを
強く持って下さい。
そうすれば必ず良い方向へ行くと私は信じています。
masarunさんの一日も早い改善を願っております。
ご相談ありがとうございました。
宮川智一
■その後、masarunさんからの返事
お返事ありがとうございました。
お返事のメールを返してもいいのでしょうか??
正直医師は頼りなく、
薬の副作用おろか、患者に親身になる姿勢が無い感じで。よくある五分診察みたいな感じで認知行動療法をやられている病院に変えようかと考えています。
お薬のお話、凄く納得できました。
先生のブログを最初から読んだら書いていましたよね。
ご親切にありがとうございます。
対人関係といいますか、根っこはトラウマです。そのトラウマと自分がネガティブ思考だったのも有って、相乗効果になっちゃって→対人恐怖
みたいになってしまいました。
この場合は無料テキストは身体症状には有効ですか
??トラウマがベースだと効くのは何故ですか?
それと昔からなんですが、
旅行や楽しみの前日は寝れず、その日体調を崩したり、
今では嫌な事を自動的に考えてしまったり、怒りや悲しみなどを感じていたりすると(うつ?)とダイレクトに身体症状が出て、うつ状態になり
絶対治る!とか
100%が全てじゃない、他に捉え方はないか。と、プラス思考を心がけたりすると、身体症状がかなり緩和されたりします。
(それがずっと続く訳ではないのですが)
なので思考が作り出してるのはあるなと思いました。自分が自分を崩したりしてるのに気付いて、自分で認知行動療法やTFTなどもやってはいるんですが、
上がったり下がったりです。
後、書き忘れていた質問なんですが刺激物が良くないと書いてあったのですがキムチや香辛料もアウトでしょうか??
ゲームが好きなんですが、夜はしないようにして時間を決めてする分には問題ないですか?
不眠が強くて睡眠薬も効かなくて、先生のブログを見ながら不眠マッサージをしたりしてるのですが、効果がすぐ現れないんです。↓回数を増やしたりしたらいいのでしょうか?
当方関西の為、休職中で関東の先生の所まで通えません。
見て頂きたいです、本当に;;
自分で実践出来るブログが無くて困ってましたが、先生のブログを見て元気が出ました。
質問ばかりですいません。
ありがとうございます。
■プラス質問
何度もすいません。
疑問があって、
私の場合なんですが、うつ状態で喋るのもしんどかったり頭が重く
用はフラフラな訳です。
でしんどいから横になります。
ベッドでゴロゴロするんですが、これが続くともっとしんどさが増すんです。
で、ちょっと無理して動いて外に出たり人と少し話をしたりすると帰ってきたら元気?というか顔色もイキイキしてちょっとだけ興奮状態?な感じになるんです。口数が増えて顔の緊張が解けてる感じです。楽しくなると興奮状態になったり。
その後、というか次の日になるとやっぱり少し不安低っぽさは残ってたりしんどかったりするんですが気分は上がったり下がったりです。
うつにも二種類有ると聞いた事が有るのですが本当ですか?リラックスし過ぎると良くないとか、、、
私の場合しんどくても
無理を少々しても外に出た方がいいのでしょうか?
テキストにも書いてあったウォーキングを去年は続けていたのですが、無理してしまいガクカンセツショウ?になり歩く度ポキポキ言います;
この場合、歩く時間はへらした方がいいのでしょうか?
顎も同じで、整体に通いましたが治らなくて鬱になる人は顎も関係してると聞いた事が有ったんですが本当でしょうか?
インターネットを開くと色んな説が有りすぎて、何を何処から治していけばいいか少し混乱してしまいます。
良ければ教えて頂きたいです。
うつ状態の中、情報がたくさん有りすぎて、何を何処から治せばいいか?
以下、宮川からの返信です。
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masarunさん
こんにちは、宮川です。
ご連絡いただきありがとうございます。
ご質問にお答えさせていただきます。
>この場合は無料テキストは身体症状には有効ですか??
>軽いトラウマがベースだと効くのは何故ですか?
トラウマは、その出来事が起きた時に、
強いショックで、体を緊張させます。
その出来事が過ぎ去ったにもかかわらず、体のリラックスすることが出来ず
緊張状態が続いてしまいます。
その緊張とともに、その時の感情も体が覚えてしまいます。
体が緊張し続ける事で、一緒に感じた恐怖や怒り等の感情が
いつまでも記憶され、それがきっかけとなって、様々な症状につながります。
心理学では、感情は筋肉で記憶すると言われています。
なので、身体の緊張が緩むことで、トラウマ反応も和らぐと考えます。
精神療法、心理療法では、危険をともなうような時でも
体からのアプローチは激しい変化を伴いにくいので
ゆっくりご自分のペースで取り組むことが出来ます。
無料レポートでは、身体に対する方法論が書いてありますので
効果を感じていただけると思います。
>後、書き忘れていた質問なんですが刺激物が良くないと書いてあったのですが
>キムチや香辛料もアウトでしょうか??
うつ状態があまりにも長く、エネルギーがほとんどない状態ですと、
カプサイシンなどの香辛料は避けた方が良いです。
カフェインほどは気にしなくても大丈夫です。
刺激物は一時的に元気が出たような感覚になります。
しかし、せっかく回復してきた体力が、一時的な元気によって消耗してしまいます。
>ゲームが好きなんですが、夜はしないようにして時間を決めてする分には問題ないですか?
寝る前の3時間前には終了するようにしてください。
>不眠が強くて睡眠薬も効かなくて、先生のブログを見ながら不眠マッサージを
>したりしてるのですが、効果がすぐ現れないんです。
>回数を増やしたりしたらいいのでしょうか?
そうですね。回数を増やしてみて下さい。
増やす事で副作用などは考えられないので、気持ちの良い範囲ならいくらやっても大丈夫です。
他にも呼吸法も有効です。
意識しながら腹式呼吸をしてみて下さ。
呼吸に意識を集中すると、思考から意識がそれます。
特に難しく考えずに、ただ呼吸を意識して深く呼吸をしてみて下さい。
>うつにも二種類有ると聞いた事が有るのですが本当ですか?
>リラックスし過ぎると良くないとか、、、
>私の場合しんどくても
>無理を少々しても外に出た方がいいのでしょうか?
うつ病の種類は特に問題にしなくても大丈夫です。
もし、ゆっくりしている時やリラックスしている時にネガティブな思考が出てきてしまうようでしたら
人と話したり、外に出たりすると良いと思います。
とかく、ひとりでゆっくりしていると、未来や過去を考えがちです。
何かをしている時は、現在に生きているので、不安や恐れなどを感じにくいはずです。
後は、行動をする事で、気分も変化します。
一時的に興奮状態になるのは、交感神経が優位になるからだと思われます。
いやいや外出や人に会うのは良くありませんが、自分が楽しく思う範囲でしたら
ぜひ、外に出てみて下さい。
>テキストにも書いてあったウォーキングを去年は続けていたのですが、
>無理してしまいガクカンセツショウ?になり歩く度ポキポキ言います;
>この場合、歩く時間はへらした方がいいのでしょうか?
この辺りは個人差もありますので、一概にどのくらいかは言えません。
一日40分程を目安に歩かれれば問題ないと思われます。
> 顎も同じで、整体に通いましたが治らなくて鬱になる人は
>顎も関係してると聞いた事が有ったんですが本当でしょうか?
鬱の人に顎関節症が多いのはあります。
顎が悪いから、うつになったり、長引いたりというよりも
うつの人は、首や顎に力が入りやすいため顎関節の問題になりやすいです。
>インターネットを開くと色んな説が有りすぎて、
>何を何処から治していけばいいか少し混乱してしまいます。
確かにおっしゃる通りだと思います。
そして、100%治る方法論もないし、100%治らない方法論もありません。
相性やタイミングなどもあります。
おすすめは、
ストレッチ、運動で、体の緊張をとる。
思考の歪みをだたす。
この順番でやっていけば良いと思います。
後は細かい方法論になってきます。
まずは、レポートの内容を少しずつためしてみて下さい。
以上です。
ご相談ありがとうございました。
宮川智一
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「パニック障害、自律神経失調、うつ?で心療内科で薬物治療中ですが、もう薬は飲みたくありません」
と言われる方はかなりいます。
薬を飲みたくない気持ちは分かりますが、必ず主治医の先生と相談してください。
無料レポートでは、生活習慣や体から改善する方法を中心に、紹介しています。
masarunさんがやられている「自律神経プログラム」は私も購入しました。
無料のレポートですが、内容はその20,000円する「自律神経プログラム」と
遜色ないと思っています。
ただ、内容が良くても実際に実行しなくては効果が出ません。
■無料レポートが、2つに生まれ変わります。
現在、無料レポートを修正中です。
ひとつは、今の無料レポートを内容を減らし、より取り組みやすいものにするつもりです。
これが、現在の無料レポートと入れ替わります。
そしてもうひとつは、
現在の無料レポートのバージョンアップ版です。
その後に得た知識や技術を加え、心理的な内容を含んだものにバージョンアップする
つもりです。
これは、有料にするつもりです。
ですので、
しばらくしたら、現バージョンの無料レポートは手に入らなくなります。
もしあなたに必要でしたら、今のうちに請求してください。
自律神経失調症・うつ病改善のための具体的な3つの秘訣の案内ページ
本日は以上です。
このブログでは読者さんからの質問をお受けしています。
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いただいたご質問は、個人情報が分からない状態で
掲載をさせていただければと思います。
あなたの疑問、悩みが多くの人たちの役に立ちます。
本日も私のブログをお読みくださり、
ありがとうございました。
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ありましたらお気軽にコメントしてください。
またあなたに訪問していただけるのを
心よりお待ちしております。
身体心理療法家:宮川智一