スマホ(スマートフォン)現代の生活に欠かせない存在です。
まわりにスマホを持っていない人のほうが少ないのではないでしょうか?

分からないことがあれば、すぐに検索して調べられます。
電車の乗り換え案内、地図、天気。
本当に便利な道具です。

私自身、家を出る時に忘れたとしたら、とても不安な一日を
過ごすでしょう。

しかし、

そんなスマホも良いことばかりではありません。
しらずしらず、あなたの健康に悪影響を及ぼしているのです。

 

こんにちは。宮川です。
ブログにご訪問いただきありがとうございます。

今回は、
スマートフォンによる、健康への影響を考えたいと思います。

スマートフォンによる人体への影響として、
最近注目されているのが「ブルーライト」

そのブルーライトが原因で、眼精疲労はもちろんの事、ドライアイ
そして、自律神経の乱れ、うつにもなる可能性があると言われています。

 

ドライアイ治療のスペシャリストの後藤眼科の後藤院長は指摘します。

「一晩ゆっくり眠って目の調子が回復するならば、単なる『疲れ目』。眠ったり休んだりしても、目の痛みやかすみなどが改善しないのは『眼精疲労』。疲れ目が慢性化した状態です。目の症状だけでなく、頭痛や吐き気なども伴うことがあり、放置しておくと、肩こりや首の痛み、全身のだるさ、イライラなどの症状も重なり、悪化します。

スマホなどを見続けて起こりやすいのは「ドライアイ」。人間は、無意識のうちに1分間に平均14回のまばたきをするが、「スマホなどに熱中していると、1分間に5回程度までまばたきは減ってしまう」

引用:もはや”小さな太陽”?「夜スマホ」が招く眼病

眼精疲労の症状だけを見ると、
自律神経失調症とほぼ変わりません。

要するに、目からの刺激を受けることによって、確実に自律神経への悪影響を及ぼすということです。

そして、
スマホのよる影響は 目だけの問題にとどまらず、
全身への影響へと広がってきます。

■ブルーライト恐るべし!

特に夜のスマホやPCのブルーライトによる影響は
あなたの体内時計(サーカディアンリズム)を狂わせます。

なぜならば、

眠気を誘うホルモンである、メラトニンの分泌が抑制されることで
体内時計が狂いはじめます。

つまり、

睡眠の質に悪影響が出るのです。

参考:就寝2時間前にはPCもスマホもオフ!ブルーライトが想像以上に怖い件

 

■夜、スマホを見ることによる悪影響まとめ

画面を見続ける事により、眼球を動かす筋肉が疲労し
眼精疲労になる。

目から入って来る光を見続けることで、まばたきが減り
涙が減るので、ドライアイになりやすい。

ブルーライトなどの光刺激は、自律神経の交感神経を優位にし
リラックス神経の副交感神経の働きを弱める。
結果、リラックスモードにならず、睡眠の質は悪くなり、
睡眠障害、不眠につながる。

体内時計が狂うことで、眠りのホルモン「メラトニン」の分泌を抑制し
結果、睡眠障害、鬱病、肥満、ガンのリスクを高める。

 

■眼精疲労、ドライアイを改善する方法

2007年に花王のヒューマンヘルスケア研究センターと共同で行った研究では、眼精疲労やドライアイの症状がある人に対し、「40度の蒸しタオルで10分間」温めた研究を行ったところ、ピント調節力やドライアイが改善した。

 「目を温めることで、筋肉のコリをほぐし、涙の蒸発を防ぎ、自律神経をリラックスさせるといった効果が期待できます。仕事でのパソコン作業や、スマホを使用した後などに、『10分間の蒸しタオル』を試してみてください。ただし、まぶたは皮膚組織が弱いので、やけどをしないように注意しましょう。蒸しタオルが面倒なときには、市販されている目を温めるグッズも活用可能です」(後藤院長)。

引用:もはや”小さな太陽”?「夜スマホ」が招く眼病

この方法は、
自律神経失調症へのアプローチと一緒です。

結局、うつ病、自律神経失調症を改善する方法とは、
自律神経のバランスを改善することです。

すべての病気、疾患は、自律神経が必ず関係しているので
あたりまえと言えば当たり前です。

 

■ブルーライトから身を守るためには?

1)夜眠る前の2~3時間は、パソコンやスマホ、テレビなどの画面を見ない

2)深夜の照明として白熱灯や蛍光灯を利用する、あるいはブルーライトを抑える機能付きのLED照明を使う

3)パソコンやスマホを使わざるを得ない場合は、ブルーライト対策用メガネを利用する(目に与える影響を50%以上も削減できる)

引用:就寝2時間前にはPCもスマホもオフ!ブルーライトが想像以上に怖い件

これも、睡眠障害、不眠症、自律神経失調症、うつ病の方へのアドバイスと同じです。
体調不良の改善には、睡眠の質がとても大切です。
寝ないと改善しないと言ってもいいかもしれません。

寝る前、2~3時間はなるべく光の刺激を受けないようにしましょう。
光の刺激を受けることで、戦闘モード(交感神経が優位)になります。

交感神経優位から、副交感神経優位へ

緊張からリラックスへ

寝る前に意識してシフトすることが大切です。

今回は、うつ病、自律神経失調症、睡眠障害の改善にもとても重要な内容です。
ぜひ、参考にして下さいね。

本日も私のブログをお読みくださり、
ありがとうございました。

記事の感想、今後取り上げて欲しい内容などが
ありましたら気軽にコメントしてくださいね。

またあなたに訪問していただけるのを
心よりお待ちしております。

身体心理療法家:宮川智一