こんにちは!

身体心理療法家の宮川です。

私のブログに訪問していただきありがとうございます。

今回から少しずつ、あなたが簡単に実行できる
役立つ情報をお伝えして行こうと思います。

どの内容も机上の理論ではありません。

主に

●自分が実際にやって効果があったもの

●私の整体院の患者さんに実際にやって
 いただき、効果があったもの

この2つが中心になっています。

今回のテーマは

「不眠症でも3分で眠る方法」です。

自律神経の不調が原因の症状で私の整体院へ
ご来院いただく患者さんの8割になんらかの
睡眠に対する悩みがあります。

今回は、その中でも「なかなか寝つけない」という
方に試して欲しい内容になっています。

自律神経失調症はもちろんですが、風邪や骨折、切り傷
ありとあらゆる病気の回復には、睡眠が必要不可欠
ですね。

身体の修復作業が行われるのが寝ている時。
そう、すなわち睡眠時ですね。

良質な睡眠が、あらゆる病気の回復のカギなんですね。

実際、良く寝られるようになったうつ病患者さんの回復ペースは確実に早まります。

良く寝た日の朝に見られるサッパリとした表情にだんだんなっていきます。

でも睡眠の質が良くならない人は、回復もゆるやかで、3割ほどペースが遅れます。

何よりも、「長年、睡眠薬を飲まずには眠れない」という悪い習慣が良くありません。

病院では睡眠薬は比較的安全だといわれます。

本当にそうでしょうか?

たしかに重大な副作用が無いと思いますが、薬である
以上、絶対副作用はあります。

そして何らかの形で必ず身体に出来てきます。
飲まない方が良いことをあなたは知っているはずです。

実際に今回の方法を試した患者さんが次の日に

「いつもは全然寝られなくて睡眠薬を飲んじゃうんですけど 言われた様にしたらすぐ寝られました。」
「睡眠薬はいらないのかなぁ~」

とのメールをいただいた時は、すごく嬉しかったですね。

そんな肝心な方法ですが、昔から良く言われる内容です。

聞いたら

「ふ~んなんだそんな事か。」

なんていわれそうですが(笑)

何でもそうですが、基本的な原則は強いですよ。
小手先の方法は結局その場しのぎ。

あなたの大切な身体は、そんな小手先なんかで
良くなるわけ無いんですよね。

では早速具体的にどうすれば

「不眠症でも3分で眠る」

事が出来るのか?

 

不眠症でも3分ですぐに眠れるその具体的な方法とは?

答えは、「身体を温めること」
ふ~ん。という声が聞こえてきそうですが(笑)
良く聞きますよね。

からだを温めれば○○が治るとか。
これって大原則なんですよね。

実は別に温める事が目的ではないんです。
体温が高い状態(36.5度)にしたいのです。
その方法として体を温めましょうと言うだけです。

ではどうやって体温が高い状態にするのか?
半身浴でゆっくりお風呂に入る?

ショウガ紅茶でも飲めば良いの?

私のお勧めする方法が、
寝る時に着ている物を工夫するという事。

具体的には、下半身はしっかり着込む事で保温します。

上半身は薄着で大丈夫です。

睡眠に障害がある人は、上半身が熱く(特にあたま)
下半身が冷たい人がほとんどです。

あなたは違いますか?

足がポカポカの不眠症の人っているんでしょうか?

昔からよく健康の秘訣として

「頭寒足熱」

と言われてきました。
頭は冷たく、涼しい状態。
足は暖かく、温度が高い状態。

不眠症の人は、考えすぎなどで、脳の圧力が
高まっています。

要するに、血液が頭ばかりに集中して
オーバーヒート状態。

その代り、あまり意識を向けていない下半身は
というと、冷たくむくんでいたりします。

「頭熱足寒」ですね。

この頭にのぼった血液を、下半身に
ス~っと落としてあげると、頭がすっきり
した状態になります。

頭痛やめまいや耳鳴りも起きにくくなります。
何より、ぐっすり寝れるのです。

良く足が寒いからと言って、電気アンカ等で
足を温めながら寝る人がいます。

これは良くない。

人間は、睡眠時に寝てから起きるまでの間
体温が上がったり下がったりの上下が起きます。

眠気が起きる時には、体温が高いところから
下がっていきます。

この温度差が重要です。

そして起きる時にはだんだんと体温が上がってきて
気持ちよく目覚める。

これが自然に備わったリズムなんですね。
それを無視して熱を外から与え続けると

良質な睡眠が得られないんですね。
睡眠リズムがグチャグチャです。

私は実際にやっているのは
下半身は、タイツを履いて
(ヒートテックももひきです。笑)
靴下を2重に履いています。
(ホントは、シルクや綿の素材がオススメ)

温めるというより、体が作った熱を外へ
逃がさない事を重要視しているんですね。

そして上半身は半袖Tシャツ。
寒そうだと思われる方がいらっしゃるかと
思いますが、ぜんぜん大丈夫。

逆に上半身を長袖のスウェットなんかを
着ちゃうと、途中で汗をかいて
起きてしまいます。

で、これを一週間も続けると、
たいていの方は「頭寒足熱」に
なっていると思います。

睡眠障害で長年睡眠薬を飲まないと寝られない

患者さんに薦めたところ、早速やっていただいた
様で、次の日にメールが来ました。

「ヒートテックズボンをはいて寝たら、
 朝までぐっすりでした。」

「もう、睡眠薬はいらないのかなぁ??」

と嬉しい報告が。
ほんとこういう声が一番嬉しいです。

一人でも多く、ぐっすり眠り、朝にさわやかに
起きられるようになってくれると良いですね。

ではまとめです。

体温を高くするとしっかり眠れる様になる。
しかしただ高いだめでは駄目で「頭寒足熱」
状態が必要。

それには、体を温める事も大切だが、
体内で作られた熱を保温する事が重要。

主に下半身の保温をするために、タイツや
靴下で熱の放出を防ぐ。

頭、上半身は薄着でも大丈夫。

寝る時はひと晩中温める、電気アンカや
電気毛布は、睡眠のリズムを崩してしますので
寝る直前までの使用にとどめる。

睡眠の質と体温の関係は絶対に切り離せない問題です。

小手先のテクニックなどで、根本的に不眠症が改善
する事はありません。

魔法は無いんですね。

ぜひ、簡単な事ですので、「頭寒足熱」を目指して
頑張ってみてくださいね。

やった感想や結果などありましたら、教えてください。

やりがいを本当に感じます。

それでは、本日も私のブログをお読みくださり、
ありがとうございました。

こちらの記事も参考にしてみてください。
不眠を改善!脳をリラックスさせて、ぐっすり眠る方法。