こんにちは!
身体心理療法家の宮川です。
私のブログに訪問していただきありがとうございます。

今回は、「脳は現実と想像の区別がつかない
というお話です。

これを知っているのと知らないとでは、あなたの
精神的ストレスへの対応や自律神経のバランス改善が
遅くなるのでしっかり知っておいて下さいね。

意外とみなさん知っているようで、
知らないみたいですね。
(意識していないと言った方が良いのかな?)

 

では、「脳は現実と想像の区別がつかない」とは一体どういうことでしょう。

いくつか出してみますね。
まずは簡単なところから。

あなたは梅干しを食べた事ありますか?
では、その梅干しを想像してみてください。
口の中に唾液が出て来ませんか?

これは、実際に梅干しを食べていなくても
想像しただけで、自律神経が唾液を出す
命令を下しているのです。

他にも昔の恋愛を思いだすと、ドキドキしたり。

イメージが鮮明であるほど、現実と同じような
体の反応を感じられると思います。

これで脳が現実と想像の区別がつかないと言った
意味が分かったと思います。

こういった脳の働きを理解するとイメージでも
実際に体に良い反応や悪い反応が出る事も
わかります。

昔から病は気からとも言います。

子供なんかは運動会がいやで、本当に腹痛に
なったり。
(頭の中では、運動会でおきた悪い想像なんかを
 していると思います。)

恋愛をすると女性はきれいになると言いますが、
きっと彼との楽しいイメージを想像しているので
自律神経の働きからホルモンの働きまで良い方へ
いく事で、本当にきれいになるんですね。

脳と現実・想像の関係は理解していただけましたね。

脳がイメージによって反応し、自律神経が影響を受ける

と言う事は、悪いイメージだけでも体は不調になって
いく事もわかります。

あなたの仕事中の状態はどうですか?
家事や育児で奮闘中の時は?

きっと首や肩かたに力が入り、いろいろな所が
緊張していると思います。

そして辛い肩こりや腰痛にもなります。

イライラしながらだったら、血管も細くなったりして
手や足が冷えたりもするでしょう。

胃も痛くないですか?

そして休息の時です。

あなたは楽しい思いをはせながら休んでいますか?

「次はこの仕事とこの仕事と。。。」

「あの人に会って、そして次は、、、、」

「今晩の夕食は何にしよう。。。」

「明日は、子供の塾と習い事に行って。。。」

こんな事を考えながらいくら休んでも、身体は
実際に仕事や家事、育児の状態と同じ反応を
しています。

いわゆる緊張モードですね。

常にイライラしていたり、休んでいるのに
疲れやすい、自律神経失調症の方の多くは、この
緊張モード(交感神経優位の状態)の時間が多いため、
心身ともに疲労した状態です。

そう、休む時もしっかりした休み方をしないと
自律神経の乱れ、原因のよく分からない慢性疲労
自律神経失調症で休職や自宅療養を
していても全然意味がなくなってしまうのです。

じゃあ、楽しい事ばかり考えれば良いのかって、
まぁそうなんですが。

緊張モード(交感神経優位の状態)の人や
自律神経失調症の方は、これが苦手であり
出来ないんですね。

出来たら上手に休めて、病気にもならなかったはずです。

責任感が強く、手が抜けないからずっと動きっぱなし。
頭も体もフル回転。

そしていつかは、ブレーカーが落ちで。。。。
では一体如何したら良いのか?

その為の対策や改善方法を今後お伝えして行きたいと思います。

本日も私のブログをお読みくださり、
ありがとうございました。

記事の感想、今後取り上げて欲しい内容などが
ありましたら気軽にコメントしてくださいね。

またあなたに訪問していただけるのを
心よりお待ちしております。

身体心理療法家:宮川智一