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肝臓「沈黙の臓器」と飲食との関係とは?

肝臓とアルコール

こんにちは!

身体心理療法家の宮川です。
私のブログに訪問していただきありがとうございます。

今回は、「沈黙の臓器と言われる肝臓と飲食との関係性」をお伝えします。

仕事のストレスで、お酒の量もついついオーバーしてしまいがち・・・。

そんな状態が続けば、「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓といえど、黙ってはいられません。

■肝臓って?

肝臓は、右の肺の下、肋骨(あばら骨)にガードされる位置にあり、
重さ約一・五キロの大きな臓器です。

「巨大な化学工場」とも云われ、栄養素の生産、貯蔵、集配、再処理や汚物処理など、
体内の大コンビナートとも言える働きをします。

また、「沈黙の臓器」と言われるだけあり、臓器全体の70%が障害を受けても
症状が出てこないので、日頃からの注意が必要な臓器のひとつです。

■お酒との関係

お酒を飲むとアルコールの血中濃度が上がり、脳の中は酔っぱらった状態になります。
気分は高揚しますが、肝臓にとってアルコールは毒でしかないため、
他の大事な作業をストップしてまで、無毒化するための処理を延々と行い続けます。

■アルコールの処理(無毒化)能力は・・・?

空腹時に処理できるアルコール量は 体重1㎏あたり1時間で100㎎です。
つまり体重60㎏の人が1時間で処理できるのは、たった6gだけなのです。
(体質によって個人差があります。)

ビール大瓶1本のアルコール量が20~25g。
即ち、肝臓は4時間余分に働かなくてはなりません。

アルコールが原因の肝臓病
・アルコール性脂肪肝
・アルコール性肝炎
・アルコール性肝硬変

■食との関係
  
食べすぎの場合、肝臓は過剰な栄養の処理に追われてフル回転し続けます。
その状態が長期間続けば当然肝臓は疲れ果ててしまいます。
また、量だけでなく、種類も関係します。
  
油物、乳製品、肉類、小麦粉といった、高タンパク・高脂肪の食品を消化することは、
他の栄養を処理することよりも手間がかかります。
必要以上の量が入ってくることで、分解・排出の仕事が増え、その分だけ体が疲労してしまうのです。

■予防策
・腹八分目を心がける。
・洋食よりも和食を多く摂る。
・寝る直前に物を食べない。
・休「肝」日を週に2日設ける(「酒」休2日制)
 
よく耳にするアドバイスではありますが、
やはりこれが基本であり大切なことなのです。

適度な運動や 早寝早起きは自律神経のリズムを整え、
内臓のアクセル・ブレーキの切り替えをスムーズにします。

睡眠時間を長く取れば、その分起きている時間が短くなります。
これにより肝臓は体が活動するためのエネルギー生産から解放されて休むことができ、
また他の作業もできるのです。

出来そうでなかなか出来ない・・・

「規則正しい生活。」 将来の元気の保険に今日から始めてみませんか?

本日も私のブログをお読みくださり、
ありがとうございました。

記事の感想、今後取り上げて欲しい内容などが
ありましたら気軽にコメントしてくださいね。

またあなたに訪問していただけるのを
心よりお待ちしております。

身体心理療法家:宮川智一

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