こんにちは。宮川です。
私のブログに訪問していただきありがとうございます。

 

今回の内容は。


「あなたが一番大切にするべきもの」についてです。
あなたが一番大切にするべきものとは?

 


あなたが一番大切にするべきものは・・・


それは・・・

 

   「 感情です。」

 

社会人になってから、

私はいつのまにか、感情を出すことが
自然に出来なくなってしまいました。


もともと、
以前こちらの記事でお伝えしたように、
セルフイメージを書き換える3つの方法とは

 

私には


「おとなしい=いい子=褒められる=お菓子がもらえる」
というセルフイメージがすり込まれてています。


それでも大学生までは、周りは同じ年齢の人たちです。


子供の頃に出来た、
上記の公式には当てはまらなかったのです。


社会人となり、周りは自分よりも大人ばかりです。
ここで苦労します。


社会には大人の事情というものが存在するのを
身をもって体験していくことになります。

 

17年前、私は建設会社へ総務部として入社しました。
そして、入社してすぐに経理の研修を受けることに。


親会社の研修所へ全国各地の子会社の新人が集まります。
そこで、建設業の経理を習うわけです。


(いちおう、商学部でしたので、簿記などの
 経理関係はやっていましたが、まったく頭では
 理解出来ていませんでした^^; )


2日に渡る研修は、私にとって地獄でした。


本当に分からないのです。


きっと研修で行われている内容は基本レベルと
言うのは何となく分かるのですが、
その基本が分かりません。


もう、本当に焦りました。


「ここになぜ自分はいるんだ?」

「ここから早く逃げたい」


そんな事ばかりを考えていました。


そして1日目の最後に実力テストが行われました。


出来ると思いますか?私に?


ここまで出来なくて焦ったテストは過去にも未来にも
このテストだけだと思います。


テスト中は、問題文を読むものの、

チンプンカンプン。


それでも一応、頑張っているふりを終わる時間まで
続けました。


結果、ほとんど白紙のままで提出です。


そして次の日に実力テストの返却が行われました。


今でも思い出すとセルフイメージが一気に下がる
悪夢のような出来事がその時に起こります。

 

講師の人が新人を前にこう言ったのです。


「え~大学も出ているくせに、最近の新人は
 こんな事も分からないんだな。」


「何を勉強してきたのか・・・」


「こんなんで仕事出来るのか?」


「・・・・なぁ、宮川くん?」


バッと30名ほどの新人が一斉に私の方へ向きます。

体中の血液が沸騰し顔から火が本当に出るんじゃ
ないかと思いました。


なんとなく、笑われている気がして、目線をずっと
下にして、その場が早く収まるのを祈るだけでした。


唇を噛みしめ、拳を膝の上でギュッと握りしめ・・・


「何もみんなの前で言うことないじゃないか!!」


「何で僕の事を名指しなんだ!」


「馬鹿にしやがって!」

 

講師に対する怒りの感情がわいてきます。
でもそれを言うことは出来ません。

 


確かに出来なかった自分の実力不足がまねいた事でした。
それは分かっているのです。

 

でも、それと、人前で恥をさらされるのとは問題が違うと
思いました。


その後の昼食会でも講師私は標的にされました。


愛想笑いを浮かべながら、その時間が過ぎるのを
ただ待つだけでした。


もう本当にウンザリでした。
今でも心に残るトラウマです。


自分自身にレッテルが貼られた気がしました。


「自分は駄目なやつだ・・・と」


マイナスのセルフイメージが書き込まれた瞬間でした。


そのショックもあり、いつしか感情を表に出す事が
無くなりました。


いやな仕事を頼まれても、こころの中では、


「何でこんなことを自分が・・・」


と思いながらも笑顔で引き受けます。


自分で仕事を抱えすぎても、誰にも頼めず、
どんどん負担は増えていきました。


「断ったら、いやなやつだと思われるんじゃないか。」

「頼んだら、嫌な態度をとられたらどうしよう。」

そんな事ばかり考えていました。


結局、仕事を抱えすぎたことと、
自分のためていた感情が押さえきれなくなった事から
自律神経失調症になってしまい。

 

結局は、うつ病・神経症という診断をもらうことに
なりました。

 

あなたが世界で一番大切にしなくてはいけないこと

それは、感情なのです。


からだの傷は治りますが、感情を傷つけられると、
ずっと残ります。


自分の感情を犠牲にしていると、


自分には自由が無い。

他人にコントロールされた人生だと潜在意識にすり込まれます。


結果的にビクビクした人生になり、
幸せな人生を生きる事が出来なくなります。

 

あなたにはそうなってもらいたくないのです。


ではどうしたらよいのでしょうか?


心理学や潜在意識の分野では、

精神的な疾患(うつ病など)は感情を抑圧することに
よって生じると言われます。

 

自分の思った言葉を感じたまま相手に伝えられたら
人生楽だと思いませんか?


残念ながら、感情には逆らえません。


感情が最も正しく、そして大事なものです。


嫉妬しても良いんです。

むかついても良いんです。

ねたんでも良いんです。


感情を認め、自分のすべてを受け入れましょう。


自分はそのままで良いんだと。

 

感情は、人生の羅針盤(コンパス)という考え


快の原則というものがあります。

心地よいものは、体を治し、

気持ちが悪いもの、痛いものは

体をこわすという整体術の教えです。


感情にもこれは当てはまります。


楽しい感情は、人生の幸せに近づき

嫌な気分、感情は、幸せから遠ざかります。


結局、自分の感情を抑圧している限り
幸せにはなれないと言うことです。

 

あなたは何に対して、感情を偽っているのですか?

私も自分のこの感情は相手に対しての
怒りやいらだちだと思っていました。


でも実は違ったんです・・・・・。


それは、


相手の態度や言われたことに対しての怒りでは無く、


感情を出さずに我慢した自分に対しての
怒りやいらだちだったのです。

 

感情を抑圧しない生き方とは?

そうは言っても、感情を思いのままに
相手に伝えて良いのか?


なかなかそうは行かないのが大人の事情です。

ではいったいどうすれば良いのか?


感情を出す方法はいくつかあります。


言葉で感情を表現する。

表情で表現する。(にらむ・怒る)


難しいですね。


そんな時にこの方法をやってみてください。

 

紙に書き、感情を認め、そして他人に伝える。


何も言葉や表情だけが感情を出すことではありません。

紙に書くというアウトプットも感情を表に出すことになります。


「上司にムカついている」


「部下にムカついている」


「夫、妻にムカついている」


何でも良いのです。

まずは紙に書きましょう。


そして、その感情を自分で認めるのです。

認めるだけで大丈夫です。


潜在意識は、それだけで自分に嘘をついていないと
判断します。


この後に、相手に伝えるのかは状況を判断した上で
実行すれば良いのです。


そして、信頼できる友人にその事を話してあげてください。

きっと友人は共感し、聞いてくれるはずです。

感情を素直に伝えられる友人は、それだけで人生の上で
貴重な存在です。


感情を素直に伝えてくれる人、感情を伝えてくれない人。


あなたならどちらの友人を持ちたいですか?


まずは、自分の感情を認めることが潜在意識には重要です。


ここで間違ってはいけないのは、感情を認めるだけで
残業などをしたくないからしないというでは無いので
気をつけて下さい。

 

感情を大切にする具体的なステップ

ステップ1

 自分が我慢した時に感じた感情を思い出します。

ステップ2

 それを紙に書いてみましょう。

ステップ3

 書いた感情を認めてあげましょう。

 「うん、そう思っているんだね。」

 「良いよ。そうそう。」

ステップ4

 信頼する友人にそれを話してみましょう。

 

結局は、自分には嘘をつけません。


嘘をつこうとすれば、するほど潜在意識は
セルフイメージを下げます。


幸せから遠ざかって行くわけですね。


世の中で最も大切なものは感情です。


必ず大切にしてあげて下さいね。

 

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身体心理療法家:宮川智一