腹式呼吸に限らず、呼吸は身体の健康を維持するために
きってもきれない重要な役割を持っています。

 

心と身体の健康を維持したり、強くするために
昔から行われている様々なメソッドには必ずと言って
いいほど、呼吸を使った方法が伝えられています。

ヨガ、気功、仏教、武術。
どれも呼吸の大切さを伝えています。
呼吸法に効果が無ければ現代まで伝えられていないはずです。

 

では、なぜこれほどまでに呼吸を重要視するのでしょう?
それは唯一、呼吸だけが意識して自律神経の働きをコントロール
出来る方法なのです。

 

自律神経はその名の通りオートマチックで、
身体の機能をコンントロールしてくれます。

 

それは、あなたが意識しているしていなに関わらずです。
寝ている間も意識していなくても呼吸をちゃんとしていますよね?

 

脈拍も血管も血圧も。
胃腸も瞳孔も。
ホルモンの分泌や免疫機能をも絶妙なバランスで動かしています。

 

自律神経が乱れる事によって様々な機能が上手く行かなくなった時に
身体に症状が現れ、病院で診断されることで病名がつきます。

 

今までスムーズに働いていた身体の全ての機能が
ある時バランスを崩します。

 

その根本の原因にあるのが自律神経の乱れです。

 

「じゃあ、自律神経の乱れが原因ならそれを整えたらいいんでしょ?」

そう思われると思います。

 

しかし、自動で動いてくれている自律神経は意識的に操作が出来ません。

「胃液が出過ぎているから、もう少し少なくしよう。」

「今日は血圧が少し高いから、もう少し低くして。」

そうあなたが思ったとしても、自律神経は言うことを聞いてくれないのです。

呼吸を操作し、意識的に自律神経を整える

しかし方法はあります。
それが呼吸なのです。

 

そうです。
呼吸こそが意識的に自律神経を整えることができます。

 

それによって、バランスを取り戻した自律神経が、
身体の様々な機能のバランスをも取り戻して
健康な状態へと回復するのです。

 

だからこそ、自律神経失調症には呼吸法、
特に腹式呼吸呼吸法を使ったアプローチが効果的なのです。

 

正しい腹式呼吸法のやり方さえ覚えれば、いつでも簡単に効果を出せます。
なんと言っても薬の様に副作用もありません。

 

「なんか調子が悪いな・・・」

「疲れがなかなか抜けない・・・」

「胃腸の調子が悪くて、食欲もあまりない・・・」

「自律神経失調症と病院で言われたけど、どうしたらいいんだろう・・・」

 

そんな時に、まずは腹式呼吸法を試してみて下さいね。

 

詳しい自律神経を整える為の具体的な腹式呼吸の効果的なやり方
自律神経を回復する腹式呼吸法のやり方

 

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身体心理療法家:宮川智一